キモヲタ日記

自分語りが大好き

2020年

こんにちは。

べんじー(@bnz_hnp)です。

 2020年振り返り。

ザっと。

 

 

2019/12/31

 

 

 

 

 2020/1/1

 

1/8

ビヨ初ツアー日程発表。

会場キャパとスケジュールにメンブレ。

 

1/13

個別。

 

1/16

つばきホールコン発表。希望。

 

 

1/21

アラビヨ関連のなんかが発表される。たしか、役名。

誰がなんていう役を演じるか予想しよう!!

 

1/22

対バン。ラストジャンプ。

(ぼくは高くジャンプするんじゃなくてリズムに合わせて弾むタイプでした)

『ブラボー!』のイントロで嬉しすぎて1mくらいジャンプした。

 

ムロが卒業発表。

 

1/23

モー娘。とジュースがウラジオストク公演発表。希望。

ビヨツアー当落。絶望。

チケット流通センターの会員登録をする。

 

1/31

個別延期のおしらせ。

 

2/13

ユニドルシークレットゲストにアウトレイジ

個別延期もあり、過剰なストレス。

 

 

3/8

本来ならツアー初日。

雨。

代わりに放送された番組内で、ホールコンの開催のおしらせ。

歓喜

 

3/16

高瀬さんBDサプライズ配信。

なぜか小林萌花まで。

 

3/18

NHKのビヨ特番。

ほのぴのロリ時代の写真配布。

 

3/21

ひなフェスビヨプレミアム。

 

3/29

テレビでなんかしらの対バン。

みいみのDNA未成年の主張がもう高校生になると気付きメンブレ。

 

4/2?

井上玲音がJuice=Juiceに加入と発表。

地味にうぃにだに欲しかった。

 

4/4

ほのぴがインスタにアニメ系のイラストをアップ。

ヲタクはアイドル以外に興味がないので好みの違いにメンブレ。

 

4/6

緊急事態宣言発表。

 

4/9

新曲のアナウンス。

 

4/15

KAGOMEとのタイアップ発表。

 

4/20

Juice=Juiceとほのぴがコラボ動画。

推しメンの巨大な出たがり精神にヲタクも大興奮。

 

5/7

山﨑夢羽写真集のおしらせ。

 

5/15

雑誌『BRUTUS』に小林萌花登場。

生まれて初めてこの雑誌買った。

 

5/25

小林クララ誕生日。

 

6/7

西田汐里BDインスタライブ。

 

6/8

ソロフェス企画発表。

推しメンにリクエストがほんとに届いていたのか真相は、、、

 

6/9

サンリオ総選挙。

キティちゃん5位。

 

6/15

BEYOOOOONDS①発表。

ハロコンバラード仕様で開催発表。

 

6/22

ビ①サイン本人気小林1位。

気持ちよくなってしまい、積んでしまう。

 

6/23

The Ballad曲目、チーム発表。

ピアノがタイトルに含まれる曲2曲もある。ワクワクが減る。

 

6/28

ポケモンのアニメでほのぴの例のポーズがトレースされる。

歌?体操?のお兄さんとのコラボ発表。

おっさんとの絡みはヲタクの心に黒い気持ちを生まないし、ただただ不快だった。

ヲタクは接触めっちゃ我慢してたのに。

 

 

6/30

小林萌花BDイベント開催のおしらせ。

メンブレ。

 

7/3

島倉1st写真集のおしらせ。

 

7/5

岡村家のハリネズミ、まりんが亡くなる。

 

7/9

振替予定だった中野ホールコンが中止決定。泣いちゃった。

 

7/11

ハロコン開始。

全然モチベ上がらず、欠席。

 

7/13

置けるキーホルダーガチャ開催のおしらせ。メンブレ。

 

7/17

延期されてた2月の握手会がお話会になって9月に帰ってくることに!

やったー!

 

7/25

ドキドキしながらコロナ禍初遠征。

 

7/26

実力診断テスト配信を酔いつぶれて見逃す。

 

7/28

島倉さんテレビ露出。

顔がいい。

 

7/30

ビ①表紙発表。

小林萌花の脚がエロすぎる。

 

8/3

つばきとしまえんリリイベ。ソッコーで券枯れた。

 

8/4

たしかハロプロのダンスの先生だか振り付けの人が不倫関連。

小林萌花BDイベント通告。赤紙

 

8/5

小林萌花と松原健之のコラボが決定。

里吉うたのがブログで本気で体作ります宣言。匂わせ。

 

8/7

バラード曲の入れ替え?が発表される。

BEYOOOOONDSメジャーデビュー一周年記念生配信。

 

8/8

ジャニーズ?の山Pが未成年淫行。

勇気をもらう。

 

8/9

ビ①発売記念イベント高瀬さん。

ボケがスベって死んだ。

 

8/16

小林萌花誕生日当日。

配信でほのぴが気に入ってるヲタクの名前を呼んでるのがうっかり配信に乗る。

マジなメンブレ。

ほのかが好きなのは俺じゃなかったのか、、、

 

8/17

BD落選。

死ぬ。

一年休み。

 

8/28

拗ねてたら当日券当選。

 

8/29

ビ①サイン本も無事当選。

BD当日券、サイン本当選マウントにより生還。

 

8/30

弾みがついて四国遠征に興味湧く。

 

9/2

BDイベ。

 

9/4

つばきファクトリーさんのLINEスタンプを購入。

ビヨのも出てほしくて。

 

9/6

個別。

 

9/9

岡村家のハリネズミ、コロンが逝く。

 

9/14

聖地巡礼

人生初アフタヌーンティー

高いし予約できないくせにめっちゃ待たされたし、冷えてパサパサしてて最悪。

 

9/16

平井さんとほのぴの踊ってみたTik Tokがアップされる。

 

9/21

納豆専門店に行った。

 

9/23

小片さん流出。

 

9/26

遠征。

 

9/27

遠征。

 

9/30

ハロコン追加日程発表。

 

10/2

TIFオンライン。

『46億年LOVE』で泣いてしまう。

BDイベ配信。

24時間マラソン試みるが、4,5時間ふつーに寝てしまった。

 

10/4

小林クララ、オス猫と発表。

相川茉穂、芸能事務所所属判明。

 

10/7

ちぇる早稲田JD発表。

 

10/8

佐々木莉佳子が嫌われてるYouTuberと密コラボして炎上。

あれはさすがに誰でもキレる。

小片さんお休み。

 

10/12

武道館裏アラビヨ。

挨拶小林。やっぱり俺に気がある。

 

10/14

松原健之とのコラボ曲のメイキング映像発売。

 

10/16

うーたん科捜研の女ゲスト出演決定。

ソロでTwitterトレンド入り。

 

10/18

アラビヨ千秋楽。

当日券並んでたら最前入れたらしい。

 

10/19

武道館ハロコン発表。

今回はビヨも参加。

なんかビヨで配信あった。

 

10/22

里吉さん科捜研の女放送。

河合範子。

 

10/23

ハロショ川柳企画発表。

勢いとノリで何個か投稿するが荒らしになる。

 

10/24

三郷ハロコン2回目干し。

 

11/2

川名凜到来。

予感がした。

 

11/9

完全にハマる。

 

11/11

Twitterにフリート機能追加。

楽しい。

島倉さんテレビ露出。

ラヴリネス...発表。えちえちやん。

 

11/13

里吉うたの1st写真集『うたのびより』発表。

dTVで小林幸子小林萌花共演発表。

 

11/15

渋谷セルリアンタワー東急ホテルボールルームでハロコン

初めて推しメンと曲中に目が合った。

 

11/19

ハロコン日程発表。完全にハマってる。

 

11/24

IPPONグランプリ観覧ゲスト発表。

 

11/26

カウコンのおしらせ。

 

11/27

アンジュルム新曲。

 

12/2

12/9,16参加するために武道館サボ。

 

12/3

凜ブログ開設。

 

12/5

アンジュルム9期『寒いね。』アップ。

スマイレージで攻められる。

 

12/9

アンジュルムクリイベ当日券当選。

武道館で優勝。

推し変が決まる。

 

12/10?

178冊。炎上。

 

12/13

ビヨクリイベ。

 

12/16

アンジュルムクリイベ。

ヲタクの作ったクイズが寒すぎて風邪引いた。

西ちゃん写真集イベ。可愛い。

 

12/21

スカパーの楽屋訪問?みたいな配信に当選。

やっぱりほのかは俺のことが好きらしい。

 

12/22

鈴木啓太が家族ぐるみでウザい。

 

12/23

楽屋訪問配信だけ参加。

 

12/25

飯窪さんがコロナ陽性。

カウコン不安。

プレシ見れず。負け。

アンジュルムのは見れたしまあいっかとなる。

 

12/27

ラヴリネス...

 

12/30

凜不在なので不参加。

凜見学に来てたと知りメンブレ。

 

12/31

カウコン。

凜ちゃんを見て涙。

ほのぴの顔は見れなかった。

 

2021/1/1

 

2020年、自分と向き合う時間が増えてしまい推し変してしまうことに。

2021年もヲタクをやっていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また緑かい

こんにちは

べんじー(@bnz_hnp)です。

 

 


11/2(月)「アンジュルムONLY ONEオーディション〜私を創るのは私〜」の結果が発表されました。

 


 

川名凜さん(高2)

為永̪幸音さん(高2、ハロプロ研修生)

松本わかなさん(中1)

の3名の方がオーディションに合格し、アンジュルムさんに加入(スマ、アンジュ9期?)されるそうです。

おめでとうございます。

 

19時からプレミア公開されていたそうですが、動画は見れず。

TLでなんとなく見てたくらい。

 

ずっとこのオーディション気になってました。

今の推しメンに後輩が増えるのが少し楽しみっていう理由。

 

 

TL見てると川名さんがめちゃくちゃいい感じ。

いいなーと思ってたらメンバーカラーがグリーンに決定。

ぼくはかなり重度のロマンチストなのでこの符合にかなりときめいています。

 

2017年12月31日以降空席だったグリーンにようやく新しい方が。

川名さんはスマイレージも好きなそうなので多分相川茉穂のことも知っているんじゃないかなーって。

メンバーカラー発表のときに一瞬でも相川茉穂のことを思い出してくれてたらいいなと思います。

 

 

たかがメンバーカラーですが、なんかいいミームの継承というかあるといいなって。

為永さんのピンクについては中西かななんの色という風にタケちゃんが説明していたので、メンバーカラーを継ぐことの意味ってのは少なからずあると思います。

 

アンジュルム3期見てるときだけ「尊い」って感情が自分の中に起こる。

新たに加入してくれた3人も自分に何か特別な感情を与えてくれるような期になってくれることを期待している。

 

 

太田遥香さんが何かの一問一答で「相川茉穂さんと『大器晩成』を歌いたい」と答えてた。

自分は相川茉穂に影響されまくった人間なので、自分みたいなヲタクだけでなくアイドルの方にも影響を与えていたのが分かってほんとに嬉しかった。

 

もうそろそろ触れにくいメンバーというポジションでもなくなったと思うし、その辺のなんか、絡みというかほんとに欲しいなって思います。2020年11月。いまだに相川茉穂の呪縛から解放されず。

 

 



 

 

 

 

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川名凜(アンジュルム)

 

実際に動画見たけど、多分何かちょっと違う。

自分の好みって感じじゃない感じ。

でもめっちゃパワーあると思う。

 

でもやっぱりエモいしとりあえずスタートダッシュ切っとくか?

1公演目だけ入った話


こんにちは

 

べんじー(@bnz_hnp)です。

 

10/24(土)三郷で行われたハロコンに参加しました。

1公演目だけ入りました。

 

 

やっぱり好きなアイドルで一喜一憂するのはほんとにめちゃくちゃ気持ちいいですね。

これはあんまり覚えたくなかった部類の楽しさです。

 

コールアンドレスポンス。

ライブでもただ見てるより実際に参加してみるのが楽しいですよね。

ライブ以外であってもアイドルのあれこれに対していちいちリアクションを取ることが大事なんじゃないかと思っています。

 

 

全く無関係の人間に価値や大きな意味を乗せて、過剰な幻想を抱く異常な行為。

アイドルヲタクの醍醐味だと思います。

処〇性を要求するのってキショいと思ってたんですが。

今までに経験したことのない異常な感情です。

男としてもふつーに情けないし人間としてダメそう。

自分のやってることがほんとにヤバいことを再認識しました。

 

アイドルの水着写真集のことも考える機会が増えてきてよくないです。

あんまり言及してはいけないことだと思うので気をつけたいです。

 

3人のユニット名が貰えなかったり、そのことについて公式がネタにしてたり、3人だけ写真集の発表なかったり、で、昨日いろいろいろあって最近精神的にやや疲労してたりします。

あの動画を見て、3人の顔を見て、結局この一年で自分は何もしてあげられなかったなとヲタクの無力さを痛感させられました。

なんかできると思ってたのかよ(笑)って感じですが。

すごい申し訳ない気持ちになりました。

この辺の勘違いや思い上がりも楽しいなと思います。

 

当日券(あったのか知らんけど)、譲ってもらうとか、いろいろ手段はあったけど2公演目に入らないっていう選択を採りました。

1公演目の内容も全然頭に入ってこなかった。

全く集中できませんでした。

初めての経験です。

 

そんなに凹むことではなかったけど、ここでメンブレ芸しとくと、暗い気持ちになっとくと、ガチ度が増すなと思って。

半分ガチで凹んで、半分はそういうパフォーマンス。

こういうときにちゃんとネガティブなリアクション取るのが大事だと思う。

 

〇女神話崩壊よりもイカついのがほんとにどこにでもいそうな子だったこと。

なんか、わけのわからないものを追いかけてるのが楽しいところも多かったんだと思う。

不明なものに対して幻想を抱いて、本人の魅力よりも理想を押し付けることに必死だったかもしれない。

答え合わせというかネタバレを食らった感じ。

"リアル"の出処。

ヲタクくん、夢見すぎ!!w

どこにでもいる普通の女の子だった。

自分にとって理想のアイドルではなかった。

ヲタクくん、高望みしすぎ!w

神話が崩壊しました。

まんまと騙されていたわけです。

ヲタクとアイドルは騙し合い、騙され合いでしかないなと再認識しました。

だからお互い必死になれる。

共通の幻想を作り合う、というか。

アイドルのプロデュースの1番の魅力。

ライブとかで感動して泣いちゃうの恥ずかしくなってきた。

これからは向こうはヲタクを騙し続けられてるフリを、こっちは騙され続けてるフリをしなければならない。
楽しくなってきた。

 

今後の推しメン像とヲタクのスタイルどうしよう。

気づいてたけどやっぱり推しメンよりも多分自分自身のことが好きなんだと思う。

なんかいろいろ変わってしまった。

在宅時代はほんとに偶像としてアイドルを見ていた。

神格化していた。信仰していた。

今はほんとに推しメンと対等な立場で関係でありたいという思いが強くなってしまった。

自分が気持ちよければ今はもういい。

 

他界するわけではない。

きっとこれからのヲタク活動に深みが出ると思う。

成長したい。

 

目標を失ったというか。

ありえん喪失感。

 

キモすぎ。

 

 




 読み返しているが、1年半前とは意味、重みがまるで違う。

 

暗くて冷たい感情が好きを強固にしてくれると思う。

ハッピーな感情だけではぼくは何も深められない人間なんだと思う。

コンプレックスやジェラシーこそがガソリン。

 

今推しメンと接する機会が無いのが逆にいいのか、悪いのか。

チョロいから接触イベとかあったらモチベ爆跳ねすると思うけど。

しばらくは少し凹んだフリしとこうかな、、、

 

 推しメンが悪いわけではなくて、ぼくヲタクが高望みしすぎてたのが明らかに悪い。

今までの狂気はもう取り戻せないかもしれないけど、まあのんびりやってこうと思う。

 

多分これ以上のことは出てこないと信じている。

これくらいで済んでよかったり。

昔の自分に「お前の推しメンは健康なんだからいいだろうが」と責められている。

どこで道を間違えてしまったのだろう。

 

こんなはずじゃなかった。

 

マリンスノウ

マリンスノウ

  • provided courtesy of iTunes

 

この曲の気分。キモ。

Twitterには書ききれなかったこと書けなかったこと書きたかったこと

次は書けなかったことです。

ネガティヴかつ批判的な内容

 

 

MV批判

『アツイ!』

 

するにあたってまず、

ぼくは日本生まれ日本育ちの23歳のヲタク(♂)です。

それを踏まえた上で

 

BEYOOOOONDS on Twitter: "🔥話題沸騰🔥謎が謎を呼んだ「アツイ!」MVのフルバージョンが、この後10:00より公開されます!一秒たりとも目を離さないで下さい! ※「アツイ!」MVは11/20発売#BEYOOOOONDS「BEYOOOOOND1St」の初回生産限定盤Aに収録されています。 https://t.co/Q0kpdJg6B1 #アツイ! #つい公開 #ビヨビヨしまくれ"

 

嘘みたいなMV

 

BEYOOOOONDS on Twitter: "★続報 その3★ ⭐️11月27日発売⭐️ BEYOOOOONDSファーストアルバム 「BEYOOOOOND1St」 #アツイ!MV #ついに完成! #近日公開! #続報を待て! #BEYOOOOONDS #CHICATETSU #雨ノ森川海 #ビヨーンズ… https://t.co/JN7UtiJBZC"

 

Twitterやハロステでの予告動画では見覚えのあるロゴやテロップ。

 

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あの番組っぽい

 

いやまさか、、、ね

 

MVの大半が有名PVMVのパロディ

そしてその大半が80年代90年代洋ロック

 

ぼくがわかったのは

・"Black or White" (Michael Jackson)

・『BE MY BABY』 (COMPLEX)

と冒頭のエムオン風のロゴだけでした、、、泣

 

このMVでは全体(4分31秒間)で18種類のオマージュが盛り込まれています。

 

・「MUSIC ON! TV」(ケーブルテレビ音楽番組) 1998

・"I Want Out" (Helloween) 1988

・『Circus』 (布袋寅泰) 1996

・"Black or White" (Michael Jackson) 1991

・"I Was Born To Love You" (Queen) 1985

・"Garden of Eden" (Guns N' Roses) 1991

・"Operation Ground And Pound" (Dragonforce) 2005

・"Girls Just Want To Have Fun" (Cyndi Lauper) 1983

・"I Wanna Rock" (Twisted Sister) 1984

・"Eyes Without A Face" (Billy Idol) 1983

・"Take On Me" (a-ha) 1985

・『DAHLIA』 (X-JAPAN) 1996

・"Walk This Way ft. Aerosmith" (Run-D.M.C.) 1975

・『BE MY BABY』 (COMPLEX) 1989

・"We're Not Gonna Take It" (Twisted Sister) 1984

・"Armageddon" (Hollywood Movie) 1998

・"Breaking The Chains" (Dokken) 1981

・"Bohemian Rahpsody" (Queen) 1975

 

大体の楽曲の発表年も載せました。

 

主要製作陣の生年も

北野篤 1981

星部ショウ 1985

渡邊直 1985

 

別にこのお3方もガッツリ世代ではないのが面白いですね。

 

『アツイ!』MVが公開されたのが11/16(土)の午前。

その日の朝にはBEYOOOOONDSがレコ大新人賞を受賞したことが大きな話題になっていました

MV公開はサイコーのタイミングでした。

アルバム発売発表動画での島倉さんの『アツイ!』衣装の(当時)未公開映像

 

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や、事前に冒頭シーンを公開していたこともあり、ヲタクの期待は大きかったと思います。

 

11/13(水)ハロステでMVの一部が公開されるな否や、Twitterでは大盛り上がり。

その盛り上がりの正体がこのMV最大のしかけであるオマージュ。

一部のファンが我先に!という勢いでオマージュの元ネタをツイート。

 

見終わって小林萌花ちゃんの素晴らしさに感動していました。

TLの反応を確かめようとTwitterを開くと特定ツイートばかり。

正直萎えました。

 

 

悪いところ出ちゃったかな、、、という感じ。

デビューシングルの3本のMVやビヨの活躍を悪く解釈すると

“なんでもアリ”

なんですよね。

 

それが今回は全面に出てしまっている。

 

もしぼくが世代の人間だったらどんなリアクションを取っていたのか。

気になります。

それでも首を傾げていたかもしれません。

 

ぼくは元ネタに馴染みがないヲタクだったので今回のMVに関して1番の感想は

「寂しい」

です。

 

家で読んでる現場レポみたいな感じです。

別に寂しく感じる理由もないのに、寂しく感じてしまう。

 

ヲタクではなく一個人としての感想は

「寒い」

です。

 

しかし、ぼくは個人である前にヲタク。

 小林萌花ちゃんだいしゅき~、、、

 

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小林萌花ちゃんが出演している。

神MVと評価せざるを得ません。

 

ここからは強引な屁理屈というか、負け惜しみ強がりです。

 

ぼくのフォローしている方の何人かは気づいていましたが実は今回のMV、

“元ネタ知らない方が美味しい”

んです。

 

なんかTwitterで盛り上がっているけど、その波に乗れないのが寂しい。

けれど、元ネタで喜んでいるヲタクがたどり着くまでに時間がかかったメンバー本人らの素晴らしさに感動することができたのです。

 

第一印象がオマージュ、と推しメン可愛すぎ!では、変わってきます。

どちらがいいとは言えませんが、ぼくはそこまで元ネタを知らなくてよかったと思います。

 

プロモーション映像だと捉えると面白いかもしれません。

話題性は十分ですからね。

監督も最近勢いのある方です。

バズもワンチャンあります。(残念ながら波及しませんでした。)

 

元ネタは知っているがビヨは知らないみたいな方には刺さるかもしれません。

元ネタもビヨも知らないけど、あの監督の作品だし面白そう!と引っかかる方もいるかもしれません。

 

何回も跳んだ曲。

あのビヨのMV。

目前に迫ったアルバムリリースイベントへの興奮と期待。

 

ぼくはちょっと『アツイ!』MVに期待しすぎていたのかもしれません。

 

夏のリリースイベント

高瀬さんがのどを故障してしまい、発声ができなかったとき

無言で顔(表情)と体(動き)でめちゃ煽ってきたのに大興奮しました。

 

ほんとにアツイ!かった

そのリリイベまでは正直高瀬さんのことは

個人的に魅力を掴みあぐねていたので、

あの日はほんとに大満足でした。

 

 

なんて書こうとしたか忘れてしまいました。

おしまい。

 

 

 

舞台を見て(人間として)

こんにちは

べんじー (@bnz_hnp) | Twitterです

 

演劇女子部主催BEYOOOOONDS主演舞台『アラビヨーンズナイト』観劇させていただきました。

新型コロナウイルスの影響で半年延期されてしまいました。

メンバー、スタッフの方や制作してくれた方々の、できることが限られている中でも舞台を成功させようという強い思いがヲタクに伝わりました。

ほんとに素晴らしい舞台でした。

ぼくもBEYOOOOONDS12人が揃う瞬間を心待ちにしていたので、ほんとに感動しました。

BEYOOOOONDSのヲタクでよかった〜と心の底から思いました。

小林萌花ちゃんの演じる音効さん(レイラ)の衣装がセクシーで、ベリーダンサーのような。

白いお腹と綺麗なおへそが眩しかったです。ほんとに幸せでした。

 

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ほのぴは体型作りにも余念がなく完璧でした。

やっぱりぼくの推しメンサイコー。

 

いっちゃんは透き通った歌声がとても素敵で心に沁みました。

まごうとなきお姫様でした。

島倉さんはパーツの大きな顔をこれでもかと使って、最後列まで演技を届けてくれました。

今回の舞台では個人的に1番の名女優でした。

西ちゃん、見ているこっちまで自信が湧いてくるような、パフォーマンスすることをほんとに幸せに思っていることが伝わりました。

早くまた西ちゃんの歌って踊ってる姿を見たいです。

さやちゃんはスタイルがいい。

コメディエンヌとしてこれからも活躍してほしい。

高瀬さんはとにかく苦心したんだろうなと。

とにかくやりきってくれてよかった。

こころちゃん!俺も石に変えてくれ!

幼い王感がたまりませんでした。

ゆはちゃん、結局あなたの舞台でしたか、、、

スターすぎて脇役ができない人。

みいみ。は〜JKか〜、、、

リボーンでの活躍っぷりから主役に大抜擢されたのだろうなと。

姫ちゃんはランプの精もといラップの精として舞台に色を。

ジーマジ卍。

平井さんはヘタレキャラが可愛すぎた。

またヘタレイケメンキャラが見たいですね。

ほのぴはほのぴにしかできないことを全力でやってました。

キャラ自体もほのぴ感バツグンの面白い子で美味しいですね。

うーたん!テレ朝女優!

歌上手くなってて感動しました。器用なうーたんが大好きです。

 

と以上がヲタクとしてのなんとなくの感想です。

 

ここから先はただの人間として見たアラビヨの感想や疑問点、改善すべき点等批判的な感想を書きたいなと思います。

ぼくはシャハリヤールに負けないくらいの砂漠の心(物語に対して)を持った人間なので、舞台中に思うことがいくつかありました。

ぼく自身のこの作品に対する理解度の低さや全くの誤解が含まれていることも考えられます。

おかしい部分があれば教えて頂きたいです。

 

思ったことのいくつかは高瀬さんのブログや脚本・演出をしてくださった太田善也さんのnoteを読んで解決解消されました。

 



 

ぼくは普段つまらない(とぼくが感じる)作品に関して何も言わないことにしているのですが、今回はいい機会だと思って批評、批判をまとめていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、この作品は決してつまらない作品ではなかったです。

ただ気になったのがブレてるところでした。

太田さんの今までの作品では考えられないほどの軸の弱さというか。

見終わって、結局なんだったっけと思ってしまいました。

心配になるレベルでした。

コロナウイルスの影響で舞台に本来用いるはずだったセグウェイ、一輪車を使用しないという変更点がアナウンスされていたので、それ以外の部分では変更点は無いのかと勝手に考えていました。

しかし、どういうわけなのか脚本を大幅に変更。

高瀬さん演じるジラというキャラが魔女からただの口うるさい乳母に変更されてしまったのです。

おそらくその影響なのか、何か他で変更があったためにジラのキャラが変わったのかわかりませんが、とにかく何か大事な展開が失われてしまったんだろうなと推測してます。

アラビアン・ラプゾディという11分超の組曲に対する思いが強かったようで、その構想が崩れてしまい、今回のような内容になったのだと思います。

ぜひ変更前の脚本も読みたいものです。

 

具体的な感想、疑問点等を挙げたいと思います。順番に意味はないです。思いついた順とかより意味がないかも。

 

・レッドムーン伝説を王が悪用しようとしなかったのはなぜか

・ジラはなぜ王と生活できているのか

・脚本家としての荒井美鈴

・しとねは演出家?

・美鈴としとねのその後

・音効さんのキャラ

・盗賊・他のキャラ

・日本の名作disがヤバい

・ラブレターは代筆でいいの?

・批判しにくい作りになっている

・アラビヨのテーマは愛の形だったのか

・そもそもどのような観劇スタイルが望ましいのか

 

すでにTwitter上で投げた疑問や批判もあります。

 

 

 

シャハリヤールはなぜレッドムーン伝説を悪用しようとしなかったのか?

ジラはなぜ王と生活できているのか

 

シャハリヤール王は記憶を失っていた説

森の魔女(森?)に魂を売って国を奪うことのできる力を手に入れた

=幼い頃の幸せな記憶を魔女が奪い、対価として人を石に変える能力を与えたのではないかという考えです。

レッドムーン伝説はバルシアの伝説。

100年に1度赤い月の晩に願い事が叶う。

流れ星ですら光ってるうちに3回もお願いしなければならないのに、この伝説はあまりにもゆるい。

シャハリヤールとシェヘラザードは幼い頃から物語を話すのが好きだったみたいなので、おそらくこの伝説についても2人の間で物語を作った、語り合ったでしょう。

シャハリヤールがもしこの伝説を覚えていたなら、自分の魔法と権力を絡めて悪用してきそうなものだけれど。

さすがに子供向けのおとぎ話だと思っていて本気にしていなかった気もするが、気に入らない人間を石に変えることのできる能力を使っているのでその辺のファンタジーも受け入れそうな気するけど。

この辺も力を手に入れた代償として記憶を失ったのならば腑に落ちます。

 

砂漠の話なのに森の魔女?

魔女ジラが王に与えた魔力によって豊かな土地がシャハリヤールの心のように砂漠に変わってしまったのではないかと推測しています。

魔女は(バルシア王国の)人間になんらかの恨みを持っており、復讐を果たすためにシャハリヤールの弱い心につけ込んだのではないかと。

劇中劇「アリアとエリー」(仮題)では森に住む魔女の親子の話が語られており、おそらくその内容に近いことが魔女ジラにも起こったのではないかとも考えられます。

命がけで人間を救った娘エリーが人間に惨殺されてしまい、魔女は復讐を企てる、、、

 

初期設定がこの通りであったとしたら、テーマは愛だけでなく愛と憎しみになってしまっていたでしょう。

 

設定が変更されて、ジラが魔女から口うるさい乳母に変わってどのような疑問が生まれたかというと、乳母はなぜ傍若無人な王の側にいて無事でいるのか。

ぼくがシャハリヤールなら兄弟や両親とともに石に変えてしまっていたでしょう。

魔法を使って王を操っていたとしたら、なんでも気に入らないものを石に変えてしまう王の側にいて無事であることにも納得がいきますが。

 

描かれてはいませんでしたが、おそらくシャハリヤールにとって唯一の味方であり、実の母親のように思われていたのでしょう。

実の家族から酷い扱いを受けていたシャハリヤールを育ててきたのは乳母ジラ。

ただの口うるさい乳母ではなく実はシャハリヤールに深い愛を注いでいたのです。

終盤では乳母ジラが「愛は人を理不尽な行動に駆り立てる」と言っていました。

その通りだと思います。

初見ではジラが魔女だろうなと踏んでいたので、このセリフにはほんとに驚きました。

どういうオチが来るのか予想できなくなってしまいました。

乳母ジラの母性と大きな愛情が透けて来なかったのが少し残念でした。

王のためなら命を捧げると言っていたのでその辺のエピソード1つあれば、高瀬さんも役を演じやすかっただろうなと思います。

いつかシャハリヤールが改心して、本当の王としてバルシアを統べるときに隣国との戦争や兄弟との地位争いのために丈夫な体が必要であると考えて、シャハリヤールが好き嫌いしていたひよこ豆と柘榴のスープも食べさせていたんだろう、とこちらに思わせてくれるような何か1つ欲しかったです。

王が気に入らない女性を全員石に変えてくれるのを期待していたのでしょうか。

シェヘラザードにやきもちを焼いていたのかな。

子離れできない親そのものとして描きたかったのだろうか。

 

 

 

脚本家としての荒井美鈴

 

高1で親友のしとねにラブレターの代筆を頼まれた。

しとねはそれを読み、自らが所属している演劇部に脚本を書いてくれるようさらに依頼。

初めての作品が素晴らしいものだったので美鈴にも弾みがつき、次々と演劇部に脚本を提供。

 

しかし、肝心の脚本家荒井美鈴の作風が透けて来ない。

処女作は素晴らしい作品だったそうだけどどういう作品だったっけ、、、

夢の中で最新作「レッドムーン」(仮題)について美鈴は、伏線を回収し、どんでん返しもあると言っていた。

丁寧な作品作りを心掛けていたのだろうか。

 

しかし、その考えはどうも違うのかなとその後思わされることになる。

バルシア王国に来てから美鈴が書いたのは

竹取物語

花男、花君

ドラえもん

のオマージュ(名作のパクリ)

美鈴は日本でもこんなものでばかり書いていたのではないかという気がしてくる。

作品に大切なものが欠けてる以前にオマージュばかりなのに自信をつけた美鈴の方が大切なものが欠けているのではないかと心配になった。

最終的には王へのラブレターとして立派な脚本を書き上げたが、、、

 

 

 

しとねは演出家?

 

日本では美鈴の脚本をしとねが演出していたそうだが、バルシア王国に来てからしとねが演出に加わった描写がない。

美鈴が私の脚本をいつも演出してくれるとシェヘラザードたちに紹介し、(確か、演出はしとねに任せてとも言っていたが)バルシアに来てからしとねは演出として劇に加わった描写がない。

 

この子は石にされるためだけにバルシア王国に連れてこられたのか。

しとねが演劇部である必要が弱い気がする。

単に親友美鈴の書いた劇を見て感動して1番のファンになったくらいでいいと思う。

バルシアに来てからは美鈴の脚本を待つばかりで完成した作品を見ているばかりであった。

石に変えられる危険を顧みずに暴君シャハリヤールにお願いするシーンでは思わず感動したが、演出家である必要性がなかったと思う。

親友ならば2人で劇を作ってきた、異国の地に飛ばされて来ても2人で力を合わせて王に立ち向かうという王道青春描写が欲しかった。

しとねの必死の演出、そして命をかけて美鈴の作品は素晴らしいと主張した姿を見て、美鈴が本当に大切なものに気づき王の心を改心させる。

美鈴の成長についてももう少しスポットを当ててほしかった。

 

 

 

美鈴としとねのその後

 

バルシアでシェヘラザードの願いを叶えて現代日本?に戻ってきた2人。

スクリーン上に2人のその後が気になりますよね?と表示されて「それはそう」となったがズッコケてしまった。

2人が帰ってすぐのことなどそこまで興味ない。

気になるのは美鈴の書き直した脚本とその評価と美鈴が自信を取り戻せたのかどうか。

親友と素晴らしい経験をして大事なものを自分の中に見つけて演劇の脚本を書き直す。

素晴らしい脚本を書き、今度こそ美鈴は世間に評価され本物の自信を手に入れる。

この作品にはジュブナイル作品としての側面がある。

少年少女が夢に向かって努力したり、乗り切れない困難にぶち当たって挫折したり、成長していく姿を描いた作品は大好きだ。

 自分が夢のような世界で体験したことを題材にした内容に書き直すそうだが、バルシアでオマージュしまくっていたところから果たして成長した、気づきを得たのだろうか不安になる。

思春期の女の子なんてそんなもんと割り切った考えもできるが、せっかくならばもう少し暖かい結末にしてもよかった気がする。

 

 

 

音効さんのキャラ

 

上の疑問点に比べたら些細なことになってしまう。

本筋とは関係ないかもしれない。

一応小林ヲタクとしてではなく、人間として書くつもり。

 

千夜一夜物語のキャラたちが集まって存在理由について考えていたときに「仕事」と答えていた。

割り切ったところがあり、仕事に私情は持ち込まないタイプのキャラなんだろうと思った。

しかし終わりの方では、シェヘラザードとシャハリヤールの結婚を認めないジラに対して怒りを覚え、力づくで改心させようとする。

モブキャラに対して細かな描写は必要ないとは思うが、気になってしまった。

シャハリヤールのために演じていた、劇を届けていたのは仕事のためと答えたのはレイラの冗談だったのだろうか。

小林萌花が面白いから成立してるだけではないかと思う。

最後の骨をボキボキ鳴らすシーンは要らない。

 

色んな愛の形を描く上でレイラが担当する愛は仕事への愛で貫いてよかったと思う。

仕事にやりがいを持って取り組み、自分にしかできないことを必死でする。

立派な愛の形の1つであると思う。

シェヘラザードの作ったキャラたち一人一人にも愛の形を与えても面白かったと思う。

 

 

 

盗賊・他のキャラ

性別についての設定がややこしすぎる。

あえてぼやかしたのか。

 

そうすることによって見えてくる愛の形とは一体なんだったのだろうか。

 

劇中劇「花男、花君」(仮題)ではS4と呼ばれるイケメン4人組を演じていたアミン。

他のメンバーは全員男であったが、オマージュにしている『花ざかりの君たちへ』自体が主人公の性別が実は男ではなく女であるという奇抜な設定であることもあり、余計にややこしくなってしまっている。

 

性別がわかりにくいのはアミンが劇中劇の中で色んな役(盗賊・他の"他"に相当する部分)を演じていたためでもある。

むしろ性別をぼかすことで、多彩なキャラを演じやすくなっているとも思われる。

 

これはふつーにヲタクとしてのガチな不満だが、モブキャラ扱いのような役名にヲタクがショックを受けることも考えてほしい(テーマが愛ならば)。

里吉さんが器用に色んなキャラを演じている姿を見れて嬉しかったが、役名キャスト発表のときは悲しくなってしまった。

平井小林里吉の3人がアイドル活動においても名前が欲しいのよ〜♪と歌っていることもあり、ちょっと悲しい。

 

 

 

単純に日本の名作disがヤバい

 

散々パロっといて王様につまらないと言わせるのどうなん?笑

もちろんそんなつもりは当然ないだろうし、主張はきっと自分の気持ちがこもってないパロディだからよくないみたいなことを言いたいんだろうけど。

 

王様が美鈴の作品を突っぱねたのは心の泉が渇いていたからみたいな描写もあるが、シンプルにシェヘラザードと一緒にいたかった、シェヘラザードの話を聞きたかったくらいでよかったと思う。

それくらいの可愛いキャラでよかった。

魔女に洗脳されていたわけでもないので。

心が渇いてるぼくからしても上の4つの作品は素晴らしい作品だと思います。

日本特有の文化とバルシア王国での文化の相違から来たんじゃないかとシェヘラザードが王を宥めるが、文化の違いみたいなところまではほとんど描かれていない。

シェヘラザードがWiFiスマホを知らなかったくらいでそれは文化の違いではなく別の時空で発展した技術を知らなかったためである。

アラビアンな文化やルールや倫理観のようなものもあるとよりアラビアンナイトに没入できたが、この辺の雰囲気づくりは衣装や音楽で十分に行っていたのでぼくの感受性に問題があると考えられます。

 

 

 

ラブレターは代筆でいいの?

 

"物語は書き手から送る読み手へのラブレター"というのが今作のテーマ。

ラブレターを書く上で大事なのは着飾らずに相手のことを思って素直に気持ちを伝えること。

脚本や物語においても伏線回収やどんでん返しではなく読み手、観客を考えて制作することが大事。

これが美鈴の処女作以降の作品において忘れられてしまった大切なこと。

 

しかし、しとねもシェヘラザードもつまるところやってることはラブレターの代筆。

美鈴に脚本はラブレターって言ったのしとねじゃなかったっけ。

相手に素直に気持ちを書くのが大事ってあなたは何回か代筆頼んでますけど、、、笑

美鈴(書き手)→シャハリヤール(観客)の愛は十分に描かれていたと思う。

シェヘラザード→シャハリヤールのラブレターも最終的には欲しかったかな、と。

 

美鈴が最後にシャハリヤールに用意した物語を聞いてシャハリヤールはこんな結末はおかしいと叫ぶ。

その後美鈴が別の結末を用意していると言ったときに、これは美鈴が大切なことを思い出し、脚本がラブレターであることを理解したので最後はシェヘラザードからシャハリヤールに物語=ラブレターを送るようにその場でシェヘラザードに無茶ぶりをしているに違いない!と超速勘違いをして初見では大興奮したのですがそういう展開にはならず。

 

 

 

批判しにくい作りになっている

 

荒井美鈴の「書かない人は好きなことを言えていい、産みの苦しみをわかってない」、口うるさい嫌な役乳母ジラの「矛盾が気になって頭に入ってこない」、シャハリヤールの心は渇いており、改心しない限りは物語に感動することができない等、物語に批判的な感情を持つことにネガティヴな印象を与えられる。

もちろん創作物に対して否定的な意見を言うことはよくないことかもしれないが、それは製作者が言うべきでないことだと思う。

この辺は個人的な芸術観、好み、信条によるものなので、まあそんなに。

 

 

 

アラビヨのテーマは愛の形だったのか

 

実際に観劇してみて、メンバーのブログを読んでみて、おおよそこの劇のテーマは"様々な愛の形"であることがわかった。

 

友情

美鈴としとね

 

恋愛

シャハリヤールとシェヘラザード

 

親子

シャハリヤールとジラ

 

創作

シェヘラザード、創作キャラ、美鈴、とシャハリヤール

アラビヨとビヨヲタ(メタ)

 

メタテーマとして、ファンや観客に対しての感謝や、そもそもなぜ舞台や劇を上演するのかという存在理由については見てくれる観客のために、みたいなものが据えられていた。

これは、コロナの影響でツアー、舞台が延期になったりしておそらく舞台のテーマ的なものを変更してくださったんだと思う。

コロナは悪影響ばかりだったが、メンバーもヲタクもお互いがお互いの大切さを再認識し、そしてメンバーもヲタクも自分自身の存在意義や本当に好きなものがわかった大事な期間にもなったと思う。

この舞台はお互いにとって舞台の内容以上の意味を持った大事な作品になったと思う。

その気持ちにだけ従って感動だけで終わることもできたが、どうしてもいろいろ気になった。

 

 

そもそもどのようなスタイルで観劇すればいいのか

 

最後は舞台の内容に関係ない話になるが、ぼくは舞台観劇経験が全くない。

観劇ルールがわかってない。

新型コロナウイルスのためにほとんど座席間隔も空いており、大人しく座っててねーという雰囲気、舞台に限らずハロコンであってもそんな感じだったので声を出してのリアクションや声を出して笑うことは控えていた(つもり)。

これがもし今まで通りの生活の中であれば、どのように参加するべきなのか、それとも観客はあくまでも見るだけなのか。

美鈴としとねコール等に観客も参加していいのか気になる。

その辺は空気を読んで上手いことやっていきたいです。

 

拍手を始めるタイミングの早い人がいたことも少しだけ気になった。

最後にスクリーンにFin.と表示される前から拍手されるとここで終わりかいとなってしまう。

ほぼほぼ終わりかけの雰囲気出てたから別にそんなに気にはならないけど、ある種のネタバレであると思うので自分はとにかく気を付けたい。

 

 

 

以上。

舞台観てみて「なんだこれ?」と首を傾げてしまったが、それは脚本や設定、演出に大きな変更があったためだったからでした。

千秋楽から1週間くらい経ってしまって少し投稿が遅くなってしまった。

批判の記事を書くためですらこんなに時間がかってしまった。

本当に0から物を作るということは本当に大変なことなんだろうと思う。

BEYOOOOONDSらしさが溢れるBEYOOOOONDSにしかできない素敵な作品にまた会いたい。

 

 

 


 

 

 

推しメンのBDイベントを見る前に知っときたかったこと

 

こんにちは

べんじー(@bnz_hnp)です

 

小林萌花ちゃんBDイベント2020に参加しました。

ピアノ曲について調べたことをまとめようと思います。

曲に対する情報の中には出典等怪しいものもある。

 素人知識や解釈を間違っている箇所もあるかと思われる。

気がついた方はぜひ教えていただきたいです。

 

セトリ

 

ピアノ

ショパン ワルツ 第9番Op.69-1

ショパン マズルカ 第43番 Op.67-2

ブラームス ピアノソナタ第1番 Op.1 第三楽章

ショパン エチュード 第5番 Op.10-5

 

歌唱

1部

①愛して 愛して 後一分
②「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
③Do it! Now
④悪いヒト
ぁまのじゃく

 

2部

①Fantasyが始まる
②「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
③Do it! Now
④悪いヒト
ぁまのじゃく

 

 

 ピアノ曲

 

ショパン ワルツ 第9番Op.69-1

 登場してすぐに披露した曲。

何も言わずにステージに上がっていきなりピアノを弾くことが憧れだったそう。

別名『告別』。

このサブタイトルは彼自身が命名したものではないらしい。

いわゆる俗称と呼ばれるものだろうか。

この曲を贈り物として婚約者の前で演奏したが、破局に終わったそうである。

そういうわけで『告別』という異名で知られることに。

 

向こうの親が認めてくれなかったとか。

生涯で唯一結婚を考えた女性で彼にとって理想の女性であったらしい。

年齢は10個下。

いいね。

 

その後、 この曲をちょっと直して弟子の女性2人にプレゼントしたそう。

なかなか人間味のあるエピソードだ。

 

2019年の個別握手会イベント「BEYOOOOONDSの部屋」の曲録にもショパンの『別れの曲』があった気がする。

こちらの曲は正式には練習曲Op.10-3という。

お家でもBEYOOOOONDS学校で小林先生が説明していたが、芸術作品としての意味も大きい練習曲。

練習の目的は音量のバランスを考えて弾くことだそう。

こちらの曲はワルツ 第9番Op.69-1『告別』とは違い、日本だけでの呼び名らしい。

『別れの曲(邦題)』というドイツ映画でテーマ曲として用いられていたことによる。

誰かとの別れではなく、この曲には彼の祖国ポーランドに対する強い思いが反映されている。

 

1839年ワルシャワ公国(現在のポーランド)に生まれ39歳で亡くなった。

彼の家族は音楽家一家だったそう。

幼い頃からピアノ作曲家に師事し、ピアノを本格的に学ぶ。

初めて作曲したのが『ポロネーズ第11番ト短調』であり、なんと7,8歳の頃に書いた曲だそう。

天才かよ。

 

その後、今で言う音大のような機関で教育を受け、首席で卒業した。

天才すぎる。

 

天才的な音楽センスと恵まれた環境等により育った豊かな感受性が独創的な作品を生み出した。

当時のポーランドロシア帝国支配下にあったため、反乱のために彼の友人も蜂起に加わったが失敗に終わり、ショパンは心を痛める。

『革命のエチュード』『スケルツォ第1版』にはそういった祖国を蹂躙する列強に対する怒りや激しい感情が表れている部分がある。

 

ショパン マズルカ 第43番 Op.67-2

 マズルカポロネーズと並んで有名なポーランドの民族舞踊の1つである。

聞けばわかる特徴的なリズム。

マズルカという形式?の作品を多く作曲したが、この作品は1849年、没年(39歳)に完成させた作品。

ショパンは50曲くらいマズルカを作ったみたい。

他の作品にも通底しているが、若くして祖国を離れたことによる強い思いや憂いがある。

 

ブラームス ピアノソナタ第1番 Op.1 第三楽章

 ブラームスの若い頃の作品。

ショパンベートーヴェンシューマンら先輩たちの作品に強い影響を受けていることがわかる(人にはわかるそう)。

 

"第1番 Op.1"からもわかる通り、ブラームスが初めて発表した作品。

彼が20歳のときだ。

ほのぴもはたち、何か意味があるのだろう。

 

ソナタ形式というのはほのぴのブログにも書かれていたように、

 


 

提示部

どのような曲であるのか

 展開部

曲の展開

 再現部

提示部と同じメロディ

 終始部

盛り上がる

 

の4つの部分からなる絶対音楽

作品番号1番、ソナタ、カチッと決まった音楽の構成に民俗的音楽を取り入れた。

これからの作品においてもこの傾向が見られる。

これが若い頃のブラームスの特徴でもあるらしい。

 

ブラームスも天才エピソードがあり、4才にして聴いた曲を書き留めようとしていたらしい。

どういう?

 

彼の家は代々ずっと身分の低い田舎町の商人の家系。

しかしヨハネス・ブラームスの父親、ヨハン・ヤーコプが突然演奏家になると宣言。

家族は大反対。

なんとか音楽家としての地位を獲得したが、成功したとは言えず。

 

貧困の家庭に生まれながらもヨハネスは十分な教育を受けた。

音楽的な教育も受け、彼は10歳そこそこで父親の行う演奏会でも活躍する。

 

彼は家計を助けようと10代前半でピアノ演奏のアルバイトを行ったり。

10代後半で自分を見つめ直し、民謡にハマったり。

天才だからちっちゃい頃から曲書きまくりなのに、自己批判が強かったせいで150曲以上が失われてしまったそう。

天才エピソードすぎる。

 

20歳くらいになって、気の合うヴァイオリニストとともに旅に出たりしたそう。

この辺で最愛の人物クララ・シューマンに出会う。

ローベルト・シューマンシューマンとして音楽室にかけられているあの有名な音楽家の妻である。

ローベルトと出会い、絶賛されたことで彼は一躍有名になり、音楽の巨匠への道を歩むことになる。

 

ピアノソナタ第1番 Op.1 、この曲をローベルトの前で披露。

ローベルトは大絶賛。すぐに妻のクララにも呼んで聞かせた。

彼女もまたピアノ演奏家であった。

2人の偉大な音楽家が認めた曲。

ぼくもわかる~って言いたい。

 

ショパン エチュード 第5番 Op.10-5

 『黒鍵』として知られる超有名な曲。

ほのぴ本人も他の3曲はなかなか聞いたことないかもしれないけど、この曲は聞いたことあるかもしれないって言ってた。

ぼくでも聞いたことあるやつでよかった

 

右手の黒鍵の3連符の奏法の練習曲。

 

当時は黒鍵を親指で打鍵することが禁止されていたらしい。

しかし、楽曲の複雑化やより高度な演奏技術の獲得のために親指を使う奏法をこの曲の中で認めた。

わけがわからない。

 

この曲もブラームスの愛したクララ・シューマンに縁のある曲。

彼女がこの曲を演奏したことに対し、「黒鍵のために書かれたことを知らない者にとっては、およそつまらないもの」と評したそう。

 

ショパンもこの曲を含む様々なエチュードを20歳頃に書いた。

ほのぴもはたちになったし、きっと尊敬する音楽家が自分と同じ年にときにどれほどのことを成していたのかを思い、選曲したのだろう。

 

彼の音楽家としての人生を研究した人間は練習曲を含む作品を「初期ではもっとも重要なもの」と評価している。

また、ショパンは練習曲をただの練習曲としてだけではなく、新しい音楽の探求としての意味も込めていたらしい。

 

先述したが、彼の住んでいたポーランドは緊張状態にあり、そうした社会的背景が彼の精神にも影響した。

音楽的成熟の傍ら、彼の精神にある種の危機や変化が起こっていたそう。

ほのぴも今までの環境とは別の環境に身を置くことになり、音楽的にも人間的にも成熟していっていると思う。

芸術家にとって壮絶な人生は付きものである。

ほのぴ史にもアイドル歌手としてのデビュー、ヲタクとの出会いは詳しく書かれる重大な変化であると思う。

死ぬまでアイドルは難しいかもしれないが、死ぬまで音楽に関わっていてほしい。

 

 

いろいろ調べてみて

あーそういうことなのかなって選曲の理由も納得できた気もする。

勘違いかもしれないけど。

曲の背景等については調べればわかることも多いが、やはりほのぴ本人のピアニストとしての才能や技量的なところに関してはやっぱり何もわからない。

まだまだ頑張らなければ。

 

参考文献

ショパン(遠山一行、新潮社)

ブラームス(三宅幸夫、新潮社)